新潟ケンベイのおにぎり店「新潟にぎりめしべいべい」大手町にオープン〈コラム・交叉点〉

新潟にぎりめしべいべい「食宝重箱 雅(みやび)」
新潟にぎりめしべいべい「食宝重箱 雅(みやび)」

(株)新潟ケンベイ(山﨑正敏社長)は3月1日、東京・千代田区の大手町フィナンシャルシティにおにぎり店「新潟にぎりめしべいべい」をオープンした。

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3月7日には記者向け試食会を実施、店内唯一のメニューである「食宝重箱 雅(みやび)」が振舞われた。内容は塩を振らずに海苔を巻いただけのおにぎりと、9マスに仕切られた重箱。中には肉・魚・野菜を使用したおかずが1品ずつ入っている。新潟県産の味噌を使用した味噌汁と魚沼コシを使用した自社焙煎の玄米茶はセルフサービスでいただける。

「新潟にぎりめしべいべい」店舗外観

“ご飯の美味しさを味わっていただく”をコンセプトにしただけあって、ご飯には様々なこだわりが見られた。炊飯器から厳選し、カウンター席の目の前でスタッフが炊き立てのご飯を手際よく握る。一見しっかり握っているように見えたが、おにぎりはふんわり柔らかく口の中でほどけ、「日本に生まれて良かった~~~」と叫びたくなるものだった。

そして新潟ならではの食材や料理が詰まった重箱が、ご飯の美味しさを際立てる。なかでも、かきのもと(菊の花)は通常お浸しにして食べるところを大根おろしとしらすで和えており、しっかりご飯のお供になっていた。1つ1つの量は少なめだが、9種類もあるので満足感も感じられる。

また、担当者によると「おにぎりの数は当初は3個の予定だったが、特に女性の方は3個だと多いという声もあり、個数を選べるシステムに変更した」とのこと。1個で1000円、2個目からは+100円とお腹に合わせて選べるようになっている。

3月7日は開店から5日目とのことだったが「ランチタイムは25席×4回転でずっと満席となっている」という。また、テイクアウト用の弁当販売も連日完売しており「店内は席数が限られているが、弁当はまだまだ伸ばしていきたい」と意気込んでいた。

ちなみに大手町フィナンシャルは全農本所のビルから程近いところにある。大手町にお立ち寄りの際は、「べいべい」で“最高のにぎりめし体験”を味わってみてはいかがだろう。

〈米麦日報2023年3月9日付〉

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