コメで初の機能性表示食品「澄 SUMU」発売、米由来グルコシルセラミド配合、広報大使にMattさん/ミツハシ

米初の機能性表示食品「澄 SUMU」/ミツハシ
米初の機能性表示食品「澄 SUMU」/ミツハシ

(株)ミツハシ(三橋美幸会長、山口大輔社長)は4月1日、米としては日本初となる機能性表示食品の玄米「澄 SUMU」を発売する。

本商品を発売するにあたり、健康米ブランドとして新たに「KoMeTa」を立ち上げた。“お米を変える。あしたが変わる。”をコンセプトに、米の付加価値創造に向けて栄養素や機能性に着目したミツハシ。近年はトマトや緑豆もやしなどの生鮮食品が機能性表示食品に認められている背景もあり、“米”としての機能性を追求したという。

そこで発見したのが、つきあかりに多く含まれているという「米由来グルコシルセラミド」だ。「澄 SUMU」に含まれるグルコシルセラミド量は他品種の2~3倍にものぼり、0.5合で1.8mg摂取できるとのことだ。なお、現在使用しているつきあかりは山形産で、ミツハシによると「同じつきあかりでも産地や圃場によって含有量が異なるため、基準をクリアしたもののみを使用している。含有量を満たしていれば他産地も採用していきたい」とする。

消費者庁への届出表示は『本品には米由来グルコシルセラミドが含まれています。米由来グルコシルセラミドには、肌が乾燥しがちな方の肌の潤いを維持する機能(バリア機能)があることが報告されています。』

玄米の表面にはミツハシ独自の“美食加工”を施し、白米同様の浸漬・炊飯時間で炊けるようにした。「まるで白米のようにやわらかく食べやすい」特徴に加え、米糠や胚芽由来の食物繊維やビタミンも豊富に含む。内容量900gで税抜798円、販売は首都圏の小売店やミツハシECサイトなど。今後も「KoMeTa」シリーズの拡充を計画中で、第2弾は2023年12月に発売予定としている。

3月22日には都内で製品発表会を開催。ゲストにはタレントのMattさんが登壇し、「澄 SUMU」の広報大使に就任した。

「澄 SUMU」広報大使・Mattさん
「澄 SUMU」広報大使・Mattさん

この日も「スキンケアとメイクに3時間かけてきた」という美意識の持ち主であるMattさんは、セラミドの大切さについて熱く語り「普段はサプリから補っていたけれど、毎日食べるお米で摂れるのはすごく嬉しいです!パパ(桑田真澄元プロ野球選手)にも食べさせます」とコメント。広報大使として1年分の「澄 SUMU」が贈呈されたが、最終的には“パパの分”として計2年分を渡すこととなったようだ。

〈米麦日報2023年3月24日付〉

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