はくばく「タニタ食堂監修雑穀ごはん」通販で先行発売、自然と噛む回数が増える雑穀ブレンド、丸の内タニタ食堂で限定メニューも
(株)はくばく(山梨県中央市、長澤重俊社長)は6月1日、オンラインショップなどで「タニタ食堂監修雑穀ごはん」を発売した。
白米に混ぜて炊くタイプのミックス雑穀。内容量180g(30g×6袋)、税込383円。9月1日からは全国のスーパーマーケットなどでも発売する。
「タニタ食堂監修雑穀ごはん」は、現代人の咀嚼回数が減少していることなどを背景に、はくばく初となる“咀嚼”をコンセプトとした新商品。同じく“噛むこと”を重視する「タニタ食堂」が監修し「自然と噛む回数が増えるような雑穀のブレンドにこだわり、1年ほど試行錯誤を重ねた」(はくばくの開発担当者)。
もち麦・ひきわりとうもろこし・ひきわり大豆・白煎りごまをミックスすることで、穀物由来のカルシウムも摂取できる。また、黄色を基調とした見た目が食卓に彩りを加えるのも特徴だ。はくばくの調べによると「試食した7割以上が白米に比べ咀嚼回数が増加し、50gのおにぎりにかかる食事時間が約30秒延びた」という。
発売に伴い、東京都千代田区の「丸の内タニタ食堂」では6月5日から約1か月間、この雑穀ごはんを使用したメニューが週替わりで登場する。5月31日には試食会を開催し、第1週目に登場する「タニタ食堂監修雑穀ごはんと食べるスープ定食」が提供された。雑穀ごはんと噛み応えを意識して大きめにカットした具材のスープ、鮪のカツレツ、温泉卵がセットになっており「タンパク質・カルシウム・野菜をバランス良く摂取できる」。また、「タニタ食堂監修雑穀ごはん」はタニタ食堂のオンラインショップや店頭でも購入可能だ。
はくばくは2023年から、主食に雑穀を取り入れて健康問題などを解決する“主食改革”を宣言。雑穀ごはんを選べる店を増やす“ととのう食べ方”の提案を進めており、今回の取り組みはその一環。
〈米麦日報2023年6月2日付〉