尾西食品「尾西のライスクッキー」使用の親子向け料理教室開催、食物アレルギー対応のスイーツ作りを実施
尾西食品(株)(古澤紳一社長)は7月2日、都内で親子を対象にした料理教室を開催した。テーマを「七夕は家族で」とし、食物アレルギー患者を持つ家族でも食べられるスイーツ作りを実施、6家族が参加した。
今回メインに使用した材料は、6月からアレルギー特定原材料等28品目不使用にリニューアルした「尾西のライスクッキー」。クッキー以外のチョコレートやココナッツクリームなどもアレルギーに配慮した食材を使用し、マシュマロクッキーサンドとパフェを作った。アレルゲンフリーのデコレーション食材も多数用意し、子ども達が思い思いのスイーツづくりに夢中になっていた。
さらに七夕にちなんで、尾西食品がサプライズで食品由来の色付けパウダーで作った“レインボークリーム”を用意。七夕飾りをつけた笹の葉も登場し、カラフルなパフェを片手に記念撮影を行った。
また、ゲストには食物アレルギー体験レポーターとして情報発信をする岡夫婦を招き、参加者との交流会も実施。岡パパはアレルギーの基礎知識や防災とアレルギーの関係、ローリングストックの重要性について話し、「特に小さな子どもは食の好みが頻繁に変わるので、日頃から非常食を食べて、いざという時に本当に食べられるのか確認しておく必要があります」などと呼びかけた。
参加者の中には「小麦と卵は克服したけれど、ナッツ類はまだアレルギーがある」といった親子や、「子どもは食物アレルギーを持っていないが、公園でアレルギーを持つ友達とお菓子を交換したりする機会があり、自分でも知っておこうと思って参加した」という親も見られ、熱心に話を聴いていた。
〈米麦日報2023年7月4日付〉