元気寿司「魚べい」イベントに吉本芸人が多数登場、秋のフェア「おいしい秋、おいしい秋、おいしい秋見つけた」開催
元気寿司(株)(藤尾益雄会長兼社長)は9月7日から、“回らない”寿司チェーン「魚べい」で秋のフェアを開始した。
9月6日には都内で記者会見を開催。藤尾社長やPR大使としてテレビCMに出演中のお笑いコンビ・チョコレートプラネット(チョコプラ)らが登壇。MCには銀シャリ、さらにゲストとして寿司職人に扮したジェラードンが登場するなど、吉本興業のお笑い芸人が会場を盛り上げた。
今回のフェアでは1尾から3%ほどしか取れないという希少部位を使用した「大切り上びん長まぐろ」や「丸ずわいがに合い盛り」、大粒いくらをブランド海苔で巻いて食べる「北海道産いくら海苔包み」などをラインナップ。フェア商品を試食したチョコプラ・長田庄平さんは「びん長まぐろはとろける~いくらはプチプチはじけて“いくら”でも食べられる!」などと絶賛した。
今回は、チョコプラの2人がフェアの名前を命名。事前に考案した4つの案をお披露目し、藤尾社長が講評した。不採用となった「秋祭り!」「秋秋秋秋秋祭り!」に対して藤尾社長は「シンプルすぎません!?」「今度はしつこすぎません!?」などとコメント。「秋の商(あきない)、飽きないフェア」には「そもそも元気寿司のコンセプトは、どの層も飽きることのないようにすること。なのでわざわざ飽きるというワードはちょっと……」と述べた。
そして最終的に採用となったのが「おいしい秋、おいしい秋、おいしい秋見つけた」だ。童謡の「小さい秋見つけた」を参考にしたとのことで、これには「子どもから大人まで親しみのあるフレーズで、皆さんに楽しんでいただけるでしょう」と藤尾社長のお墨付きが出た。
途中からは芸人たちがフェアの候補名を面白おかしく披露し始め、会場は終始笑いに包まれていた。
〈米麦日報2023年9月7日付〉