ニップン、インドネシア現地法人のプレミックス工場が稼働、年間生産能力3600トン

ニップン インドネシアNPI社・プレミックス工場外観
ニップン インドネシアNPI社・プレミックス工場外観

(株)ニップン(前鶴俊哉社長)は10月12日、インドネシアのNPI社(PT NIPPNPRODUCTS INDONESIA、高橋辰男代表)のプレミックス工場竣工式(写真は工場外観)を執り行った。

NPI社はインドネシアでプレミックス製品の製造・販売を行う現地法人。ニップンは2014年にインドネシアで食品販売会社のNFI社(PT NIPPNFOODS INDONESIA)を設立。主にタイのNIPPN(Thailand)Co.,Ltd.が製造する商品を扱ってきた。2020年には「世界第4位の人口、約2億7,000万人を擁するインドネシアの旺盛な需要に応える」とし、NPI社を設立。このほど、プレミックス工場の稼働を開始した。プレミックス工場の生産能力は年間3,600t。各種業務用プレミックスを生産する。投資総額は約11億円。

ニップンは海外事業を2022-2026中期目標の重点領域のひとつとしており、2026年度の海外売上高比率6%台を目標に掲げる(2021年度3%台)。海外プレミックス工場の稼働はタイ、中国に続き3か国目。

〈米麦日報2023年10月17日付〉

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