クボタ、ハワイに日本産米の輸出現地法人設立、アメリカ本土も視野に
(株)クボタ(北尾裕一社長)は12月14日、ハワイに日本産米の輸入・精米・販売会社「KubotaRice Industry (Hawaii) Inc.」を設立したと発表した。
2023年4月6日にオアフ島のホノルルに設立し、年間精米能力900t、事業開始は2024年春予定。
クボタは2011年、香港に「久保田米業(香港)有限公司」、2013年はシンガポールに「KubotaRice Industry (Singapore) PTE. Ltd.」を設立し、日本から輸入した玄米を現地で精米・販売するビジネスを展開してきた。それに伴い、2022年には約5,300tの日本産米を輸出したという。
クボタは「日本産米の需要を喚起し、将来的なアメリカ本土への進出も視野に、輸出拡大に貢献していく」としている。
〈米麦日報2023年12月15日付〉