はくばく新商品「糀麺」「たんぱく質が摂れる雑穀シリーズ」発売
はくばく(山梨県中央市、長澤重俊社長)は3月1日、新商品を全国発売する。
〈「糀そうめん」「糀うどん」〉
はくばく初の糀(こうじ)を使用した乾麺。同社によると、2019~2023年で糀市場は141%伸長した。独自の調査(n=400)では、調味料としての利用が多いという。
はくばくは、「“こうじ”は『健康感』に加えて『旨味、おいしさ』のイメージを付与する長期トレンドの調味料となっている」としている。そこで、米糀由来の素材「熟成こうじパウダー」を配合した新製品を開発し、「相乗効果で小麦の風味を引き立たせた」とする。
そうめんには海藻由来の成分を配合し、時間が経過しても伸びにくいのが特徴。うどんは3種の異なる太さの麺を混ぜ、手打ち風の食感を表現した。各270g、希望小売価格356円(税込)。賞味期限1年。
〈「たんぱく質が摂れる雑穀シリーズ」〉
「たんぱく質が摂れるお豆ブレンド雑穀」「たんぱく質が摂れるやわらか玄米」(米に混ぜて炊飯するタイプ)を発売する。
茶碗1杯当たり「お豆ブレンド雑穀」は6.2g、「やわらか玄米」は7.2gのたんぱく質が摂れる設計。雑穀由来の糖質(=エネルギー源)とたんぱく質(=筋肉の元)を含み、はくばくは、「運動やスポーツをする人の疲労回復とカラダづくりをサポート」するとしている。
運動前後の補食としてだけでなく、普段の主食からたんぱく質を摂れる点もポイントだという。同社が公式スポンサーを務める「ヴァンフォーレ甲府」、オフィシャルウェアパートナーを務める「FCふじざくら山梨」の選手や栄養士もコメントを寄せており、ヴァンフォーレ甲府・山本英臣選手は、「アスリートにとってたんぱく質は欠かせない栄養素。トレーニングで使われたエネルギーや筋肉への修復に役立つ糖質とたんぱく質が一緒に摂れるのが良い」とコメントしている。
雑穀は180g(30g×6袋)、540円。玄米は300g、486円。賞味期限は各1年。
〈米麦日報2024年2月20日付〉