2023年度「飼料用米多収日本一」受賞者を発表、最高反収は北海道きたげんき974kg
農林水産省と(一社)日本飼料用米振興協会(海老澤惠子理事長)は2月28日、2023年度「飼料用米多収日本一」の受賞者を発表した。
〈1〉単位収量の部、〈2〉地域の平均単収からの増収の部、ごとにそれぞれ6経営体を選出した。
単位収量の部の「農林水産大臣賞」は北海道美唄市の山口勝利氏。きたげんきを2.06ha作付し、10a当たり収量は974kgだった(前回受賞者は916kg)。農水省は反収だけではなくコスト低減の取り組みなども評価したとしている。
また、地域の平均単収からの増収の部では、福島県須賀川市の熊谷聡氏が農相賞を受賞。ふくひびきを3.71ha作付し、10a当たりの増収幅は311kgだった(前回受賞者は373kg)。
〈米麦日報2024年2月29日付〉