イタリア・バリラ社主催の“パスタ界のワールドカップ”日本代表に渕上誠剛シェフ

「PASTA CHAMPIONSHIP」日本代表の渕上誠剛シェフ(写真左から2人目)
「PASTA CHAMPIONSHIP」日本代表の渕上誠剛シェフ(写真左から2人目)

イタリアの老舗パスタメーカー・バリラ社は7月7日、パスタ料理のアイデアや調理技術を競う「PASTA CHAMPIONSHIP ASIA 2024JAPAN」を開催。福岡のレストラン「FUCHIGAMI」の渕上誠剛シェフが優勝に輝き、日本代表の座を勝ち取った。

“パスタ界のワールドカップ”とも称される「PASTA CHAMPIONSHIP」はイタリア食文化の継承を目的に開催しているもので、今回は事前選考を勝ち抜いた6人のシェフが参戦。日本代表に選ばれた渕上シェフは、10月にフィリピン・マニラで開かれるアジア大会に出場する。

渕上誠剛シェフの優勝作品「Sublimation of Climate(風土の昇華)」
渕上誠剛シェフの優勝作品「Sublimation of Climate(風土の昇華)」

バリラジャパン(株)のニックヒル・グプテ代表は開会式で、「日本のイタリアンシェフは世界でもとてもレベルが高いと思っている。多くの応募者の中から選ばれたメンバーだということを誇りに思っていただきたい」などと激励した。渕上シェフが考案したレシピは「Sublimationof Climate(風土の昇華)」で、「日本古来の味とイタリア古来の味を融合させた」という。食のサステナビリティを意識し、植物性の食材のみを使用。藁で燻したソイプロテインで旨味を補うなどの工夫を施し、「審査員を唸らせる一皿」に仕上げた。

〈米麦日報2024年7月12日付〉

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