坂本農相、概算金上昇「注視」も「対応するような状況にはない」
坂本哲志農相は去る7月19日の閣議後定例会見で、令和6年産概算金の上昇に関して「様々な対応をするような状況にはない」と語った。
記者から6年産米の見通しについて問われたもので、足下の5年産需給については「秋の新米の供給に向けて十分な民間在庫量が確保されているので、消費者にも安心していただき、普段どおりにお買い求めいただきたい」と呼びかけた。
また、早場米の概算金が大きく上昇していることに触れた上で、「今後設定される普通期米も含め、各産地の設定状況などについて引き続き注視していく。私自身は、需給が引き締まっているということで、特段、これによって様々な対応をするような状況にはないと思っている」と語った。
〈米麦日報2024年7月23日付〉