日本食研HD、中国事業を加速 海外でのブレンド調味料拡大目指す 現地に新本社工場建設へ
日本食研ホールディングスグループの食研食品(中国)有限公司はこのほど、中国江蘇省南通市で主力商品であるブレンド調味料を製造する新本社工場を着工した(稼働=18年12月予定)。
同社グループは96年9月に青島事務所を開設して以来、中国において販路を拡大し、07年1月には現地法人として蘇州食研食品有限公司を設立。
18年6月現在で本社工場1カ所、事業所6カ所を設置している。今回、中国第2の生産拠点を南通市に設け、事業所も新設することで、中国市場におけるさらなる売り上げの拡大に備える。また、海外におけるブレンド調味料市場拡大に向けた取り組みを強化する。
〈食研食品(中国)有限公司本社工場の概要〉
▽工場名=食研食品(中国)有限公司南通本社工場
▽所在地=江蘇省南通市経済技術開発区林蔭路30号
▽敷地面積=3万3277平方m
▽床面積=1万4039平方m
▽建築面積=7031平方m
▽構造=鉄筋コンクリート構造2階建て(一部3階建て)
▽生産能力=2万5000t/年
▽初期投資額=約30億円。
〈食品産業新聞 2018年7月2日付より〉