丸美屋食品協賛・ミュージカル「アニー」34年目の公演へ 台本・美術・衣装など一新
丸美屋食品が協賛するミュージカル「アニー」の制作発表会が去る12月11日、都内で開かれ、同社の阿部豊太郎社長や出演キャストらが登壇した。
2019年公演で34年目を迎える「アニー」は、これまでに全国約176万人超を動員した国民的ミュージカル。17年に演出家の山田和也氏を迎え、翻訳台本や舞台美術、衣装などを一新した。東京公演は2019年4月27日~5月13日。8月以降は今回新たに広島を加えた大阪、松本、仙台、名古屋の計5カ所で上演する。
制作発表会で阿部社長は、「アニーは日本のミュージカルとして定着し、毎年全国50公演、5万人が足を運んでくださり、大変ありがたいと感じている。アニーはストーリーそのものに加えて、子役が元気一杯の演技をし、その姿を見ることで元気をもらうことができる。当社は協賛社として、稽古場や楽屋への差し入れなどサポートに努め、演者の皆さんのお役に立ちたい」と話した。
子役オーディションにより、アニー役には岡奈々子さん、山﨑玲奈さんの二人が選ばれた。大人の重要な役どころでは、大富豪オリバー・ウォーバックスを17、18年に引き続き藤本隆宏さん、ウォーバックスの秘書グレースを蒼乃夕妃さん、孤児院の院長ミス・ハニガンを早見優さんが演じる。
〈食品産業新聞 2018年12月24日付より〉