「じっくりコトコトこんがりパン」からパン量2倍の「超盛」発売、主食代替にもなる満足感あるスープを追求/ポッカサッポロフード&ビバレッジ
ポッカサッポロフード&ビバレッジは8月1日、「じっくりコトコトこんがりパン 超盛」シリーズ2品を8月19日から発売すると発表した。パンが主役の設計で食べ応えがあることから、主食代替のポジションを目指す。「じっくりコトコトこんがりパン 超盛」の発売で、カップ入りスープの新カテゴリーを創造するねらいだ。
「超盛」シリーズは、パンを通常品の2倍入れたブランド史上最高のパン量となっており、濃厚なスープと合わせ1品で満足できる食べ応えが特長。ラインナップは、通常品の中でも人気の味わいの2品を用意し、「じっくりコトコトこんがりパン 超盛 濃厚コーンポタージュ カップ」と「じっくりコトコトこんがりパン 超盛 濃厚クラムポタージュ カップ」(各230円税別)を展開する。カロリーは、約140kcalでヘルシーな設計となっている。
ポッカサッポロフード&ビバレッジは2002年、「こんがりパンスープ」を発売して以来、パンの改良を続けている。同社のスープ用パンの製造方法は、釜で焼き上げて一度食パンに仕立ててからひとくちサイズにカットする点が特徴だ。現在のパンは5代目で、強力粉を使用した密度の高いパンで、独自の「しみじゅわ」な食感を生み出し、製造工程で2度焼きすることにより、香ばしさの強いパンに仕上げている。
同社によると、近年のカップ入りスープユーザーは、「食べ応え」や「満足感」などを求める傾向があると調査で分かっているという。その中で「じっくりコトコトこんがりパン」ブランドは、リラックスタイムやおやつで食されることが多く、昼食などメインの食事シーンでの利用拡大が課題になっていた。
そこで今回、パンが主役の食べ応えのある「超盛」シリーズを発売することで、既存ユーザーの声に応えるとともに、新規ユーザーの獲得も目指す。通常品は、間食やおやつとして、「超盛」シリーズはランチなどで主食代替としての使い分けができそうだ。
また、パッケージには新たな食べ方として、お湯を入れる前にパンを取り出し、スープが完成後に入れる「あとパン」の楽しみ方を記載している。
同社マーケティング本部ブランドマネジメント部の小笠原千春担当部長は、「消費者の嗜好に合わせた新提案の“超盛”シリーズで秋冬の需要期を盛り上げ、定番品に育てていきたい」と語った。
コミュニケーション施策は、「超盛」のテレビCMは9月2日から関東エリアで展開し、10月16日からはエリアを拡大し、全国の主要都市でも放映する。また、発売に合わせてSNSキャンペーンも展開し、8月19日からは「#パンの量に満足いただけなかったら全額返金キャンペーン」を行い、11月には通常品と「超盛」で忙しい日のランチを尋ねる「#じっくりコトコト あなたはどっち派?キャンペーン」(仮)を実施する予定だ。