消費者の健康課題に貢献/大塚食品「マイサイズ」シリーズ【食品産業技術功労賞】

大塚食品の「マイサイズ」は、100kcalのレトルト食品を中心に幅広くメニューを展開。カロリーを分かりやすく表示するだけでなく、塩分2g以下の設計でおいしくカロリー・塩分コントロールできる。2024年1月は「マイサイズ プラスサポート」(6品)を発売。カロリーに加え、「塩分1g」「たんぱく質10g」「糖質5g」など気になる栄養成分量を表記している。
ラインアップは、「マイサイズ」で13品(欧風カレー、キーマカレー、ハヤシ、親子丼、中華丼、マンナンごはんなど)。「マイサイズ プラスサポート」は6品(塩分1gシリーズのビーフカレーと親子丼、たんぱく質10gシリーズのキーマカレーとバターチキンカレーなど)。
2008年に始まった特定健康診査で、カロリーへの意識が高まった。同商品は2010年の発売当時から「食事にもサイズがあっていい」のコンセプトを掲げ、「100kcal」という“食事のサイズ”を提示したシリーズを開発。箱ごとレンジ調理に加え、マンナンごはんは、フィルムをはがし、パックごとレンジ調理、トレーにマイサイズソースをかけるだけで、そのままお皿代わりになる。
「食品産業技術功労賞」は、食品産業新聞社が1971年から実施する顕彰事業。食品産業の発展に著しく貢献した企業、または個人、団体を顕彰するもの。部門は、「商品・技術部門」「資材・機器・システム部門」「マーケティング部門」「サステナビリティ部門」「国際部門」「地域創生部門」の6つがある(2024年時点)。
「第54回 食品産業技術功労賞審査」の選考委員(敬称略)
▽一般財団法人食品産業センター理事長 荒川隆
▽国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門所長 髙橋清也
▽国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所理事国立健康・栄養研究所所長 瀧本秀美
▽独立行政法人酒類総合研究所理事長 福田央
▽独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)農林水産・食品部長 森下興
▽日本チェーンストア協会専務理事 牧野剛
▽食品産業新聞社代表取締役社長 馬上直樹
〈食品産業新聞 2024年12月2日付より〉