“ガリガリ君リッチチョコミント” カップアイスのチョコミント好調を背景に開発/赤城乳業
ミント味のアイスキャンディーの中に、チョコチップ入りのミントかき氷を入れた「ガリガリ君」。ミントアイスの販売指数が高くなる5月に、自慢のフレーバーを「ガリガリ君」に採用し、満を持して発売、店頭回転率を一気に上げていく戦略。
同社調査ではチョコミントアイスは、17年と14年で比較するとアイテム数が53%増、購入金額が63%増と数年前よりも多くの商品が発売され、販売金額も伸びている。また同社チョコミントカップアイスは、他カップ商品と比較して、店頭回転では春~初夏と秋の季節に販売指数が高くなる傾向があり、これらが開発背景となった。
ペパーミントエキス使用のミントの清涼感が苦手な人も一部いるが、市場動向からは多くの人に受け入れられると見て、同社も看板商品の「ガリガリ君」で挑戦し、話題化とともに店頭活性化を狙う。ラクトアイス、100ml、税別130円。
〈食品産業新聞 2018年5月14日付より〉
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