“手が汚れないカラムーチョ”発売、スマホ操作など「ながら食べ」に/湖池屋
昨年、ドン・キホーテとコラボ展開した「ワンハンドポテチ」の好評を受け、広く一般流通向けに提案するもの。今回の商品は、従来にはないワンハンド形態のパッケージを採用。正面右上部の「OPEN」部分を切り取ると流し込み口が現れ、中身のスナックを適量、袋から口に流し込んで食べることができる。
新スタイルスナック“ワンハンド”形態の食べ方(湖池屋)
スマートフォンやゲームの操作中、勉強中など、これまでスナック菓子が敬遠されがちだった場面での“ながら食べ”需要の獲得を図る。フレーバーは、定番の「カラムーチョホットチリ味」と若年層に人気の高い「濃厚BBQ」の2種とした。
順調に配荷が進み、通常のスナック菓子棚をはじめ、吊り下げやおつまみコーナーなど、店舗によってさまざまな売り場で取り扱われている。特にCVS業態でのカバー率が高いという。
消費者からの反響も大きく、5月7日~13日まで実施していたツイッターキャンペーンは一般発売前にも関わらず、そのリツイート数が約1万4200回に上った。「通常のツイッターキャンペーンでは1万回超をひとつの指標としており、今回はそれを上回った」(湖池屋)とし、同社では新しい食べ方を訴求するスナック菓子として提案を強化していく。
〈食品産業新聞 2018年5月28日付より〉
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