丹波の素材を活かした和洋菓子 「中島大祥堂」、大阪タカシマヤに出店
和洋菓子製造販売の老舗である中島大祥堂(大阪府八尾市、中島慎介社長)が展開するブランド「中島大祥堂」は、9月5日から大阪タカシマヤ地階和菓子売場に出店した。「丹波本店」(兵庫県丹波市柏原)でしか味わえなかった生菓子や、新店限定の生菓子も期間限定で登場。8月30日に、大阪市でお披露目会を開いた。
中島社長は「01年に丹波市に工場を建設し、地元に還元したいと15年に丹波の素材の良さを伝える『丹波本店』を出店した。好評をいただき、今回出店することになった」と経緯を説明。「里山にある日本の原風景のぬくもりと、豊かな素材を生かした和洋菓子を提供していきたい」と語った。
「中島大祥堂」は、丹波の豊富な素材を生かし、パティシエの技術・センスを駆使し、時代に合った新しい菓子を届ける和・洋ブランド。代表商品は丁寧に裏ごしした丹波栗となると金時芋を使った洋風菓子「いもくり」(3個~12個入、650円~2500円)だ。
11日までの期間限定で、丹波栗モンブラン「かやぶき」(864円)を販売した。築150年の古民家を再建した丹波本店のかやぶき屋根といった外観をモチーフにしたもので、遠方からも食べにくるほど人気の逸品。
新店限定の生菓子として、丹波黒豆きなこのダックワース「いろり」(1296円)、丹波を代表する栗、黒豆、小豆を一つの器に合わせた「丹波撰菓」(1296円)も期間限定で登場する。
オープニングキャンペーンとして、11日までの期間中、2160円以上の購入で毎日先着20人に「はずれなし」の抽選を実施。賞品は1~4等用意し、1等は特別サイズの「大きなかやぶき」(5人分サイズ、非売品)で、1日1台プレゼントした。
〈食品産業新聞 2018年9月13日付より〉