ビアードパパ「ブラックハロウィンパンプキンシュー」、“本当においしい商品”にこだわり開発
永谷園グループの麦の穂が直営とフランチャイズで展開するシュークリーム専門店ビアードパパは、ハロウィン企画を10月31日まで、全国201店舗で実施している。ヨドバシAkiba店、池袋西口店、JR大阪駅店の3店では、「#ビアパパハロウィン」フォトスポットを設けるとともに、ハロウィン仕様の店舗ラッピングで話題を喚起し、若年層の来店を促す。
今年のハロウィン企画は限定品「ブラックハロウィンパンプキンシュー」(230円、税込)の発売とSNSを活用した「#ビアパパハロウィンフォトキャンペーン」の2本立てで実施。前年のイベント実績比3%増を計画している。
同社は、客単価を上げることよりも、まずは来店者を増やし、全国で41.8%のブランド認知率を引き上げるための取り組みに努めており、今回の企画もこの一環で実施するもの。
「ブラックハロウィンパンプキンシュー」について同社では、「近年のハロウィンスイーツは、写真映えやグロテスクな見た目のスイーツ開発へ移行しつつある。そのなかで当社は、日本のおいしいスイーツを世界へ発信していくことをミッションとし、試作を繰り返しながら本当においしい商品作りに取り組んでいる。今回の商品は厳しい社内審査を経て、ほかにはない“美味し過ぎるシュークリーム”に仕上がった」(営業企画部部長・杉本えい司氏)と説明。
同品のパンプキンクリームは、「各店舗で毎日手づくりし、パンプキンの味わいをベースに、クレームドキャラメルのコクを効かせた」(商品企画部部長・田中俊輔氏)という。生地にはブラックココアを配合し、通常品よりも黒く仕上げている。
一方、SNSキャンペーンは、1等3000円分の商品券など、ビアードパパのパイシュー(カスタード)合計100個分相当の商品券をビアードパパにまつわる写真付き投稿応募者のなかから抽選でプレゼントするというもの。フォトスポット設置店舗では、ハロウィンデザイン(悪魔の羽)の壁面イラストにより、手軽に写真撮影することができる。
〈食品産業新聞 2018年10月4日付より〉