伊藤久右衛門 2023年「宇治茶京菓子おせち」予約販売、桐箱に入った上生菓子の詰め合わせ、「二段重慶」も

伊藤久右衛門(京都府宇治市)は2023年正月に向け、オンラインショップで「宇治茶京菓子おせち」2種類の予約販売を実施している。

高級感のある桐箱に新年を寿ぐ祝い菓子を詰めた“和菓子のおせち”。「宇治茶京菓子おせち」「宇治茶京菓子おせち二段重慶」の二種類。

予約受付期間は12月24日17時までだが、各規定数量に達し次第、予約受付を終了する。配送期間は12月25日から12月31日まで。冷凍便で配送する。解凍時間の目安は常温で約3時間。

〈伊藤久右衛門「宇治茶京菓子おせち」2023〉

「宇治茶京菓子おせち」は上生菓子9種類の詰め合わせ。定価7560円のところ、“早割”対象となる11月20日までの予約分は7050円(以下税込、送料無料)。2300セット限定販売。

生菓子の中の餡(あん)は、抹茶やほうじ茶だけでなく、玉露や煎茶や玄米茶を練り込んだ、お茶屋ならではの5種類を使用している。

セット内容は「勅題菓友白髪(抹茶餡)」「丹頂(ほうじ茶餡)」「亀甲(ほうじ茶餡)」「干支菓癸卯(みずのとう、玄米茶餡)」「松の白雪(抹茶餡)」「若竹(玉露餡)」「紅梅(煎茶餡)」「瓢箪(ひょうたん、玄米茶餡)」「寒牡丹(煎茶餡)」各1個に、宇治煎茶「喜撰山」一煎分(5g)付き。

各生菓子には縁起の良いモチーフを使用し、さまざまな願いが込められている。

「勅題菓友白髪」には、夫婦ともに白髪になるまでとの長寿の願い。

「丹頂」のモチーフ“鶴”は、夫婦仲が良く一生を連れ添うことから夫婦円満、家庭円満の象徴とされている。

「亀甲」の“亀”は長寿を象徴する吉祥の動物。幸運、金運上昇の縁起物としても親しまれている。

「干支菓癸卯(玄米茶餡)」は、2023年の十干「癸」、十二支「卯」にちなむ。「癸卯」は努力や成長が花開き結果に繋がる年とされている。

「松の白雪」のモチーフ、雪の降りつもる日も青く枯れることのない松は、不老長寿の象徴として尊ばれている。

「若竹」は成長が早く、まっすぐに育ち、その力強い生命力から縁起が良いとされている。

「紅梅」のモチーフ、新春にいち早く咲く梅の花は、忠実で高潔な花として古くから人々に愛されている。

「瓢箪」は末広がりの形をしており、魔除け、子孫繁栄、無病息災の縁起物とされている。

「寒牡丹」は厳しい寒さに耐え力強く咲き、その強い生命力からお正月の縁起花とされている。

〈伊藤久右衛門「宇治茶京菓子おせち二段重慶」2023〉

二段重になった“上位版”の「宇治茶京菓子おせち二段重慶」は、定価1万2800円のところ、11月20日までは“早割”1万2200円。500個限定販売。生菓子は全13種類17個。“一の重”の内容は「宇治茶京菓子おせち」と同じ祝い菓子9個。“二の重”は「花びら餅(桃色)」「花びら餅(緑色)」各3個、「抹茶羊羹」「ほうじ茶羊羹」各1個。3種の宇治茶「甘露」「喜撰山」「宇治山」各5g×1個付き。