チロルチョコ「昭和チロル」「平成チロル」「令和チロル」発売、クリームソーダ・ティラミス・タピオカミルクティー・マリトッツォなど
チロルチョコは4月10日、アソートタイプのチョコレート「昭和チロル」「平成チロル」「令和チロル」を全国で発売した。各1袋8個入り、140円(税込参考価格)。
【関連記事】不二家「サーティワンチョコ」ジャモカアーモンドファッジ・ラブポーションサーティワン順次発売、2種類アソート“よくばりダブル”も
各世代をイメージしたアソートタイプの商品で、1袋に2種類の味が入っている。商品はなくなり次第、販売終了となる。パッケージには時代を象徴するようなデザインを描いている。
「昭和チロル」の内容は、「クリームソーダ」4個と「プリン」4個。1926年~1989年の昭和時代をイメージした商品。1970年頃の喫茶店ブームにちなみ、喫茶店の人気メニューを再現している。
昭和チロル「クリームソーダ」は、パチパチとはじけるキャンディでシュワっと感を、バニラアイス風味のクリームでなめらかさを再現した。
昭和チロル「プリン」は、控えめのカスタード感で“なじみ深い味わい”を表現。高粘度のプリン風味ソースを使っており、常温だとなめらかなプリン、冷やすと固めのプリンを味わえるという。
「平成チロル」の内容は、「ティラミス」4個と「タピオカミルクティー」4個。1989年~2019年の平成時代をイメージした商品。1990年頃に流行したティラミスと、平成時代を象徴するドリンクのタピオカミルクティーを再現している。パッケージには、平成に流行った物事を描いたイラストに加え、“仲子(なかこ:仲の良い友達)”“てへぺろ”など若者の間で流行した言葉を散りばめている。
平成チロル「ティラミス」は、ココアパウダーをチーズチョコで挟んだ上に、コーヒーチョコをのせている。ほろ苦さと甘さの絶妙なバランスに仕上げたという。
平成チロル「タピオカミルクティー」は、インド産の茶葉を使ったミルクティー風味チョコに、もちもちのタピオカ風グミを入れている。
「令和チロル」の内容は、「マリトッツォ」4個と「ピスタチオ」4個。2019年~現在の令和時代をイメージした商品。“爆発的人気”となったマリトッツォと、今なおブームが続いているピスタチオを再現している。
令和チロル「マリトッツォ」は、生クリーム風味チョコを、オレンジ風味を加えてさっぱりとした味わいに仕上げたブリオッシュ風味チョコで挟んでいる。
令和チロル「ピスタチオ」は、ピスタチオ風味チョコでピスタチオクリームを包んでいる。粉砕ピスタチオが入っており、つぶつぶ食感を楽しめる。
なお、チロルチョコ株式会社は、1903年に福岡県田川市で創業した松尾製菓から、商品企画・販売部門を分離し、2004年に東京で設立。チロルチョコは「こどもたちに当時高級だったチョコレートを10円で届けたい」という想いから生まれた。定番商品に加え、新フレーバーや季節限定商品、コラボ商品などを発売し、累計フレーバー数は約500種類以上にのぼる。