世紀末保存食「北斗の堅」一般発売、ケンシロウ「お前はもう…喰っているっ!!」パッケージの北斗の拳非常食、個包装にはラオウ・トキ・ジャギ
光工業株式会社(広島県東広島市)は9月5日から、「北斗の拳」デザインの非常食「北斗の堅(けん)」を一般販売する。
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2023年で40周年を迎える漫画「北斗の拳」とのコラボした“世紀末保存食”。オープン価格で、メーカーEC販売予定価格は税別1500円。
「北斗の拳(ほくとのけん)」は原作・武論尊、漫画・原哲夫。1983年から1988年にかけ、集英社「週刊少年ジャンプ」で連載された。核戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが、愛と哀しみを背負い、救世主として成長していく姿が描かれる。
今回発売する非常食「北斗の堅」は、非常に硬いことで有名な北九州名物の「くろがね堅パン」シリーズ商品から、堅くも優しい味わいの「くろがね堅パン スティックタイプ ココア味」を使用している。
“くろがね堅パン”は、しっかりとした噛み応えにより、数枚食べれば満腹感が得られ、非常時でも1つの缶で長い時間喫食することができるという食品。「くろがね」とは鉄を意味する言葉で、大正時代に官営八幡製鐵所(現在の日本製鉄株式会社九州製鉄所八幡地区)で生まれた。官営八幡製鐵所が従業員の栄養補給を目的に開発したもので、大量に作って長く保存できるように水分を極力少なくしたことから、鉄のように堅いものが出来がったという。現在は株式会社スピナ(福岡県北九州市)が製造を行っている。
「くろがね堅パン スティックタイプ ココア味」は、5枚1袋の個包装で4袋入っており、非常時に周りの人々と分け合えるようになっている。それぞれの個包装には北斗神拳伝承者候補の北斗四兄弟とともに、備蓄について言及したメッセージとして、ケンシロウ「備える時がきたのだ!!」、ラオウ「我が備えに一片の悔いなし!!」、トキ「棚をみよ!!みえるはずだあの非常食が!!」、ジャギ「備える物をいってみろ!!」といった、各キャラクターのセリフをデザインしている。
「北斗の堅」缶パッケージ缶には、ケンシロウが北斗百裂拳を放つ力強いイラストとともに、ケンシロウの決めゼリフにちなんだ「堅ぁ!!堅あたたたたーっ!!お前はもう…喰っているっ!!」のメッセージをデザイン。『どんなに困難で、世界が荒廃するような非常時であっても勇気、希望を得られる非常食』に仕上げている。
光工業株式会社では「北斗の堅」特設サイトも開設している。特設サイトでは「北斗の拳」コミックのシーンを元にしたコラボ漫画「世紀末保存食 北斗の堅 くろがね堅パン ココア味」を掲載しており、5年間長期保存が可能であることや、缶のふたを開けた際ふちで怪我をしにくい事などを、長老(ウコク)やハート様などのキャラクターが登場して紹介している。