阪急うめだ本店、春の新作スイーツ発表会に約30ブランド集結、キャラメルの新ブランド店が登場

阪急うめだ本店(大阪市北区)は4月3日、春の新作スイーツ発表会を開催した。既存店やポップアップなどから厳選した約30ブランドが登場、発売中のものから今後発売予定の商品までを一堂に揃えた。
広報担当者は「今年はキャラメルやバター、クリームなど“乳”がさまざまなものに形を変えた商品が多く集まっている。濃厚でこっくりとした味わいを春夏も楽しんでほしい」とした。
目玉は新ブランドのキャラメルスイーツ専門店「THE CARAMEL CROWN」だ。「東京ばな奈」などを展開するグレープストーン(東京都中央区)の新ブランドとなり、阪急うめだ本店のみのスイーツを展開する。メイン商品の「THE バターキャラメルサンド」(5個入り税込み1188円ほか)は、バターサブレに濃厚なフォンダンでくるんだバターキャラメルをはさみ、サクッとした食感とフォンダンから溢れてとろける舌触りが同時に楽しめる。このほか焼菓子2品に加え、厨房で仕上げる生菓子も提供する。

新店として「GOOD NEWS GREENable」(栃木県那須郡)が登場する。蒜山地域で酪農を営む中、生乳からバターを作る際に生まれるスキムミルクを生かしたスイーツを提供する。同店では、阪急うめだ本店のみの新商品としてスキムミルクよりも濃厚な低脂肪乳を使用したミルクジャムをはさんだソフトゴーフル「バターのいとこ 蒜山リッチバターミルク」(3枚入り税込み1080円ほか)を販売する。

このほか、既存店の「ねんりん家」からは厨房で炙る「バウムブリュレ~焦がしキャラメル~」が、リニューアルオープンを迎えるミルクレープ専門店「カサネオ」からはクリームを主役にした「ミルクリーム」が登場する。

また、開催中の「2025年日本国際博覧会」に合わせて、関西風の味わいに仕上げた「グランカルビー」の新作2品や、「タネビッツ」からはお好み焼きフレーバーの柿の種が登場するなど大阪土産にもぴったりな商品も多数揃えた。中でも「カフェタナカ」はカカオの原産国として知られるサントメ・プリンシペ民主共和国と共同で大阪関西万博にも出展するためこの日、大阪限定缶の発表も行った。