「タフグミ」、2024年度グミ市場で単品売上金額ナンバーワンに/カバヤ食品

カバヤ食品は、高弾力食感が特徴の「タフグミ」が、2024年度のグミ市場において単品売上金額1位を獲得したと発表した(インテージSRI+調べ、2024年4月~2025年3月、全業態推計販売規模金額ベース)。2024年の売上金額は34億円で、2年連続でグミ市場の単品売上トップとなったという。
「タフグミ」ブランドは、クセになる弾力と刺激的なサワーパウダーが特徴の製品。発売当初は男性を主なターゲットとしていたが、現在では老若男女問わず幅広い層に支持を拡大している。また、期間限定フレーバーの展開も奏功し、ブランド認知を広げた。
このブランドの中心的な存在である「タフグミ」は、コーラ、エナジードリンク、ソーダの3種フレーバーを1袋で楽しめる点が人気を集めている。同社によれば、2014年の発売以来、累計販売数量は9,700万個を突破し、2025年5月には1億個の販売達成を見込んでいる。
今春からは、「タフグミ PRO」シリーズの展開も開始。通常品の約2倍の刺激性と、カフェイン・アルギニン配合による“頑張りたい時”をサポートする設計で、ブランドのさらなる成長を目指す。今後は、海外展開も進める方針だ。
なお、グミ市場は2024年に前年比117.1%の1138億円となり、大きく成長している(インテージSRI+、2024年1~12月)。「果汁グミ」(明治)や「ピュレグミ」(カンロ)などの有力ブランドも好調な販売を続けており、さらなる成長が見込まれる。