2017年・新年製油メーカートップインタビュー③ 新妻一彦・昭和産業社長
–16年を振り返ると
当社の16年度・第2四半期期の業績は、売上高は前期比4.7%減の1,178億円、経常利益は26.0%増の57億7,700万円と減収増益となった。減収は原料相場の下落に伴う販売単価の値下がりによるものであり、販売数量では前年を上回っている。利益面では油脂をはじめ、各事業で増益を確保できた。
しかし下期は、厳しい事業環境が予想される。為替は円安方向に動いており、原料相場も豊作にも関わらず、高止まりが続いている。当社としては販売数量を確保しながら、従来から展開している複合系ソリューションによる提案営業を強化することにより、通期業績目標を達成していく。(詳細は本紙にて)