16年家計調査、食用油支出6.4%減・数量5.6%減、マーガ支出12.1%減
総務省がこのほどまとめた、16年12月の家計調査によれば、同年(1~12月)の食用油支出金額は前年比6.3%減と5年ぶりに前年を下回った。平均価格も下落、購入数量も5.6%減となった。家庭用に関して前年同期は増益で推移し、
16年度はその好調を維持しつつも、前年を下回った月が多かった。
マーガリンの支出金額は12.1%減と4年連続で減少となった。購入数量も11.1%減となったが、平均価格は前年を上回った月が目立ち、堅調に推移した。売り場が縮小傾向にあり苦戦を強いられながらも、バター配合品や定番品がけん引した。(詳細は本紙にて)