京都市で全国納豆鑑評会を開催、201点が出品-納豆連

全国納豆協同組連合会(納豆連)は2月24日、京都市内のホテルで第22回全国納豆鑑評会を開催した。

出品数は201点、最優秀賞の農林水産大臣賞は、三重県の小杉食品の「日本の黒豆」が受賞した。主催府からは、藤原食品の「京納豆大粒」が特別賞・近畿農政局長賞(大粒・中粒部門)を受賞した。

審査結果発表で野呂剛弘・納豆連会長は「審査では大粒部門を担当したがレベルが高く、審査が大変だった。毎年品質が上がっていると感じた」と話した。

審査講評では審査委員長を務めた、茨城県工業技術センター・長谷川裕正主席研究員(写真右)が「今回は品質が高く、決戦投票が多数行うことになった。点数は審査員の好みにより、ばらけているかもしれないが、成績上位の納豆は一定以上の評価がされている。小粒部門を担当したが、良いものは僅差で競っていたが、一部でチロシンやアンモニア臭が強いものなど欠点が散見された。今後の改善してほしい。受賞品は全て、見ため、糸引き、食感がよく、程よい固さがあり、うま味がある」と述べた。(詳細は本紙にて)