16年世界GM作付面積は3%増の1億8,510万ha、ブラジルは11%増
国際アグリバイオ事業団(ISAAA)がこのほどまとめた報告書によれば、16年の世界GM作物の作付面積は、前年比3%増の1億8,510万haになったとしている。米国、ブラジル、カナダといった主要生産国で拡大したことが寄与しており、南アフリカなどアフリカ諸国でも導入が進んだとしている。
同事業団では21年間の商業栽培を通じて、GM作物の導入率が110倍に増加し、発展途上国や先進国における農業者に長年に渡り便益を与えてきたが、近年承認され、商業化されたGM品種は消費者に利益を与えているとしている。(詳細は本紙にて)