食品素材として揺るぎない地位作り上げる、認知向上図る-乾燥おから協会
日本乾燥おから協会は25日、都内で定時総会を開き、16年度事業報告・決算、17年度事業計画・予算を原案通り承認した。役員改選では、石川伸会長(おとうふ工房いしかわ社長)、植田滋副会長(さとの雪食品社長)、塚田裕一副会長(みすずコーポレーション社長)らが再任した。
また会員各社の市販品を、表示・品質規格基準に適合しているかの検査を行い、いずれの商品も規格を満たしているとした。検査は今後も年に1回程度行うとしている。
冒頭あいさつした石川会長は「この1年間で乾燥おからがメディアに注目され、一般消費者からも高い評価を受けている。健康食品やダイエット食品の観点からも乾燥おからが注目されている。会員だけでも生産量が2割強伸びており、会員外を含めればさらに広がっている。協会設立の大きな目的の1つが、安全なおからを一般市場に流通させることである。また乾燥おからが適切に製造され、安全・安心であることを食品業界に理解頂き、食品素材として揺るぎない地位を作り上げることがもう一つの狙いである。会員各社で情報の共有、生産技術向上の勉強会などを行いながら、乾燥おからの認知向上を図りたい」と述べた。(詳細は本紙にて)