永谷園が初の機能性表示食品「いたわりみそ汁」“血圧が気になる方に”GABA配合

永谷園「いたわりみそ汁」
永谷園はこのほど、同社初の機能性表示食品として、カップタイプの即席みそ汁「いたわりみそ汁」を全国発売した。同商品は、高めの血圧を下げる働きが報告されているγ‐アミノ酪酸(GABA)20㎎を配合したもの。既存品「生みそタイプみそ汁あさげ」に比べ、塩分を30%カットした減塩タイプ。14g、希望小売価格130円。

即席みそ汁は、日々の食事で利用するヘビーユーザーが多い一方、血圧を気にしてみそ汁を敬遠する人や減塩みそ汁を選ぶ人も増えていることから、同社では減塩みそ汁を飲む理由を調査した。この結果、「血圧が高めだから」「血圧が高くなるのが心配だから」と回答した人は83%に及び、血圧を気にしながらもみそ汁を楽しみたい人が多い傾向が分かったという。

そこで同社は、これまでの即席みそ汁にはない血圧が気になる人向けの商品として、GABA20㎎を配合した「いたわりみそ汁」を開発した。だしをきかせることで、同社ラインアップの中で最も高い減塩率となる「塩分30%カット」を実現。具材には定番のワカメと豆腐、ネギを採用し、飽きのこない味わいに仕上げている。

〈食品産業新聞 2018年6月7日付より〉

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