第57回農林水産祭「実りのフェスティバル」、納豆連が地方メーカーの納豆を即売
〈不二製油Gは開発中の豆乳コンニャクライスを展示紹介〉
第57回農林水産祭「実りのフェスティバル」(主催=農水省、日本農林漁業振興会)が11月2日~3日、東京都豊島区・サンシャインシティで開催された。
第57回農林水産祭「実りのフェスティバル」(主催=農水省、日本農林漁業振興会)が11月2日~3日、東京都豊島区・サンシャインシティで開催された。
納豆連のブースでは、関東地方ではなかなか手に入らない、北海道から九州の地方メーカーの納豆の詰め合わせ(1袋・5種類入り、500円)の即売会を行った。2日間で1万個もの納豆を用意したとしている。
平日だった初日も、高齢者から子育て世代の主婦まで、幅広い年齢層の人がブースを訪れた。納豆連によれば、「例年であれば、平日は来場がまばらだが、今年は開場と同時に、多くの人で賑わった。地方の珍しい納豆や、子どもの頃に地元で食べていた納豆などを求めて来てくれたのではないか」という。
日本特産農産物協会のブースでは、農水省が進めている、国産農産物を使用した新商品開発を支援する需要拡大対策事業に参加している企業の試作品を紹介していた。
そのうち、不二製油グループ本社は開発中の豆乳コンニャクライスを展示紹介した。
国産コンニャクに、豆乳クリームとおからを練りこみ、米粒状に成形した新しいタイプのコンニャクライス。ミラノ風ドリア、リゾットなどに適しているという。米飯から豆乳コンニャクライスに置き換えれば、糖質カット、カロリーカットになることをアピールした。
担当者によれば、「豆乳クリームを練り込むことで、コンニャクのにおいをマスキングでき、色も米飯に近い白さとなり、おいしく食べることができる」とアピールしていた。
〈大豆油糧日報 2018年11月6日付より〉