かどや製油、パウチでそのままもめる「直火焙煎 香ばしねりごま」発売
かどや製油は新商品として、パウチパッケージの「直火焙煎 香ばしねりごま」(100g、税別345円)を発売した。直火でごまを煎り上げて、甘い香ばしさと、ローストナッツのようなコクが特徴。
これまでのねりごまは分離して固まってしまい使いにくいという不満があったが、パッケージをパウチにしたことで、そのままもんで混ぜられるようにした。また、「ボトル容器だと棚に並べた時に商品が見えにくいという欠点があったが、パウチは売場に映えるほか、パッケージ自体がポップの役割をしてくれる」という。
パッケージには、ねりごまを使った料理の写真や、レシピなど使い方を掲載した専用サイトのQRコードを掲載している。
同社では「まだどうやって使っていいのか認知があまり進んでいないので、使い方提案を訴求していきたい。和え物だけでなく用途を広げてもらうことで、使用頻度をあげてもらい、売上向上につなげていきたい」とする。
差別化では、「直火焙煎により、ごまのいい香りをしっかり残すことにこだわった。なめらかさにより、香ばしいおいしさをダイレクトに感じていただけるはず。ぜひ、他の商品と比較して欲しい」と自信を見せる。
同商品の専用サイトでは、和える、まぜる、塗る、トッピング、コク出しといった「お手軽ねりごま五段活用」を提案している。レシピ提案では、豚しゃぶサラダや野菜ディップ、ねりごまトースト、ねりごまアイスなど、手軽さとおいしさを兼ね備えていることを強力に訴求している。
〈大豆油糧日報 2018年12月3日付より〉