マルモ青木味噌醤油醸造場、「善光寺平」など10%値上げ、原燃料費や資材高騰で

マルモ青木味噌醤油醸造場「善光寺平」
マルモ青木味噌醤油醸造場の19年上半期(10月~3月)の業績は、金額ベースで前年を若干上回った。

今年2月・3月はテレビで医者が考案した「長生きみそ汁」が放映されたことで、欠品が出るほど、赤みそが売れたという。

また、同社では、善光寺平(赤・白)、善光寺生カップ(赤・白)、生づくり(赤・白)を4月1日から売価で10%値上げすることとした。原材料価格と、包装資材、燃料、配送費などの諸費用が高騰し続けており、今後もこのトレンドが継続するものと予想されることから値上げに踏み切ったとする。

PR活動では、ホームページの充実を図ったほか、インスタグラムを開始し、リアルタイムの情報を発信できるような体制を整えた。販促では恒例の「善光寺平キャンペーン」を計画。100人に平田牧場三元豚みそ漬けギフトをプレゼントし、主力商品の善光寺平の底上げを図る。

〈大豆油糧日報 2019年4月24日付〉