加藤ローサさん「イソフラボンを発酵豆乳ヨーグルトで手軽に」/ポッカサッポロフード&ビバレッジ「発酵豆乳イソフラボンフォーラム2019」
同社の豆乳ヨーグルトブランド「SOYBIO(ソイビオ)」のアンバサダーを務める女優・加藤ローサさんが、「ソイビオ」の新しいレシピを紹介したほか、イソフラボン研究の第一人者である東京農業大応用生物科学部食品安全健康学科・上原万里子教授がイソフラボンの健康価値について講演した。また、加藤ローサさん、上原教授と、作家・生活史研究家の阿古真理さんがトークセッションを行った。
トークセッションでは、加藤ローサさんが「女性は家事育児とやることがたくさん。忙しい中で、イソフラボンを手軽に摂れる発酵豆乳ヨーグルトを意識的に摂取したい」と話した。作家の阿古真理氏は、「豆乳は飲むだけではなく、レシピのバリエーションが増えれば、さらに広がっていくのではないか」などと語った。
ロングセラーブランドのヨーグルトは50~60代を中心に購入されているのに対し、「ソイビオ」は購入者の多くが30~40代の女性と、ヨーグルトカテゴリーにおいて新たなユーザーを獲得。ポッカサッポロによると、「おいしさ丁寧搾り」による特別な豆乳を使用したまろやかな味わいであることや、イソフラボン・大豆たん白が摂れるといった健康価値などが評価されているという。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ執行役員大豆・チルド事業本部の大槻洋揮本部長は、同社の豆乳ヨーグルト事業の進捗について、「今年3月に立ち上げた豆乳ヨーグルト専用工場(群馬)は順調に稼働しており、4月には新製品をスタートさせた。販売動向は、日配品はブランドスイッチのハードルが高いなど課題もあったが地道に伸長し、6月単月の当社の豆乳ヨーグルトカテゴリー出荷額は前年比142%と伸長した」と話した上で、「堅調な豆乳ヨーグルト市場に当社が参入し、市場の活性化に寄与できたのではないか」とした。
〈大豆油糧日報 2019年7月5日付〉
左から上原万里子教授、加藤ローサさん、大槻洋揮本部長、阿古真理氏