宮崎県産の生乳と米糀だけで造る「優乳甘酒」、遊離アミノ酸を“牛乳の100倍以上”含有
マーケティングセバスチャン(株)(東京目黒区)は、宮崎県にある老舗牛乳屋と宮崎県が口蹄疫被害の復興を願い共同開発した「優乳甘酒」を販売している。同製品は、生乳と米糀だけでできた、全国初の“牛乳甘酒”で、無加糖ながら体に優しい自然の甘味がありミルキーで飲みやすく、甘酒が苦手な人からも好評を得ているという。同社では、「牛乳の100倍以上の遊離アミノ酸に発酵分解されて消化吸収も抜群」としている。
通常甘酒は、水と米麹でつくるが、「優乳甘酒」の原料は宮崎県産の生乳と国産米麹だけを使用し、添加物なども一切加えず、原料の持つ素材力を最大限に活かした製法で造られているという。国内産原料にこだわり、ノンアルコールなので誰でも気軽に飲める。また、米麹の発酵力で牛乳の成分を細かく分解しているので、消化吸収に優れ、栄養バランスも良く、1本でカルシウムやビタミン、ブドウ糖やアミノ酸と豊富な栄養素を一度に摂れることも特徴。
同商品に付随した新商品の開発・更なる機能性の分析のため、2018年6月に開発元である老舗牛乳屋から分社して(株)MilkLab.が設立。現在は同社が窓口となり、全国に販路拡大を行っている。
〈大豆油糧日報 2019年9月20日付〉