ハナマルキ「液体塩こうじ」、イタリアの三ツ星リストランテ「ダ・ヴィットリオ」で使用メニュー提供

「液体塩こうじでマリネしたスカンピのグリル」
ハナマルキの主力商品である「液体塩こうじ」が、イタリア・ベルガモのミシュラン三ツ星リストランテ「ダ・ヴィットリオ」で採用され、20年1月1日から1年間の期間限定でオリジナルメニュー「液体塩こうじでマリネしたスカンピのグリル」を提供することに決まった。

ダ・ヴィットリオはベルガモ駅から車で20分ほどの小高い丘の上にあり、広大な敷地内にホテル、レストランを中心にブドウ園やテニステニスコート、プール、ヘリポートなどを有するプレシャスなリストランテ。2010年から10年連続でミシュラン三ツ星を堅持している。今回提供が決定した「液体塩こうじでマリネしたスカンピのグリル」は液体塩こうじでスカンピを11分ほどマリネしたのちにグリルしたメニューで、「スカンピのやわらかさが十分に出た」とダ・ヴィットリオのシェフであるエンリコ・チェレア氏は絶賛しているという。

エンリコ・チェレア氏

エンリコ・チェレア氏

 
ハナマルキは、今回の液体塩こうじメニュー採用にあたり、エンリコ氏が液体塩こうじの魅力を語るスペシャルムービー〈東京CHEFS特別編集イタリアトップシェフ.液体塩こうじ「Enrico Cerea」〉を3カ国語で編集し、同社公式ユーチューブで公開する。また、エンリコ氏がプロデュースした液体塩こうじレシピ「液体塩こうじエンリコ・チェレアシェフの三ツ星レシピ」を同社ホームページで公開するとしている。
 
液体塩こうじに対する、エンリコ氏の感想は、効果についてははっきりと実感できた点が二つ。第一に、旨味を引き出すということ。これは液体塩こうじでしかできないことだと思う。第二に、素材をやわらかくするということ。肉にも魚にも効果的だが、特に魚はやわらかさが増すように感じた。やわらかくなって味が染み込むと同時に、魚独特のいやな臭みもとれる。イタリア人は魚の臭みに敏感で食器につくニオイなども相当気にするため、価値が高い」などとしている。
 
〈大豆油糧日報 2020年1月30日付〉