丸大食品、大豆ミートを使った「大豆ライフ」シリーズを家庭用・業務用で展開

丸大食品「大豆ライフ」シリーズ
丸大食品は2月14日、東京都中央区の東京支店で春季新商品発表会を開催した。その中で今春から大豆ミートを使った「大豆ライフ」シリーズを家庭用・業務用商品として展開することを発表した。

同社は2017年にハンバーグタイプの「お豆のちから畑のバーグ」、ミートボールタイプの「お豆のちから畑のボール」を投入するなど、競合他社に先駆けて大豆ミートを使った商品を展開してきた。今春発売する「大豆ライフ」シリーズは、おいしさを重視しており、肉類が好きだが健康が気になる層をターゲットとし、肉のような食感と食べ応えが特徴となっている。

〈家庭用は3月上旬にハンバーグなど5アイテムを発売〉
家庭用商品では3月上旬から、「汁なし担々麺の素」(内容量150g、税別220円)、「ジャージャー麺の素」(同)、「タコスミート」(同)の常温保存可能な3品と、ハンバーグタイプの「大豆のお肉を使ったハンバーグトマトのソース」(130g、280円)、「同てりやきソース」(同)2品の計5品を発売する。ハンバーグタイプの2品は袋のまま電子レンジでの調理が可能と簡便ニーズにも対応している。また、既存品の「麻婆豆腐」「キーマカレー」の2品も引き続き展開していく。

業務用商品では「外食・中食業界から多くの引き合いがあり、2020年度中の商品投入を予定している」(國重裕美子執行役員マーケティング部長)といい、共同でのメニュー開発を進めるほか、ハンバーグ、ハム、ソーセージ、ソーセージステーキ、ミートボール、カルパス、ナゲットでの展開を予定している。

〈大豆油糧日報2020年2月18日付〉