「うにのようなビヨンドとうふ」発売、くせになる味を追求/相模屋食料

相模屋食料「うにのようなビヨンドとうふ」
相模屋食料は3月9日、「BEYOND TOFU(ビヨンドトーフ)」シリーズ初となる「和」の商品として、うにのような味わいと食べ方を実現した豆腐「うにのようなビヨンドとうふ」を、関東甲信越地区を中心としたスーパーなどで発売開始した。95g、税別198円。

相模屋食料は、おいしさと植物性由来のヘルシーさの両立を実現した「ビヨンドトーフシリーズ」を展開し、今までの豆腐になかった食感や味わい・食シーンなど新しい価値観の豆腐を作りだす中で、今回、「おとうふでうにをつくりたい」との思いから商品づくりをはじめ、「うにのようなおとうふ」ではなく、「おとうふでつくったうに」を目指した。この難題をクリアするため「うにらしさ」を追究するところから始め、その結果、たどり着いたのが「何度でも食べたくなる、くせになる味」だったという。

うにの特徴である濃厚感やクリーミーでコクのある味わいは「ビヨンドトーフシリーズ」で培った技やノウハウがあったが、「何度でも食べたくなる、くせなる味」を追及し、味や食感を何度も調整することでようやく実現したとする。魚介系のうま味や磯の風味を引き出した出汁の味こそ何度でも食べたい定番の魚介の味と考え、豆腐とお出汁の味を上手く組み合わせた。

「おとうふ×お出汁の味」の組み合わせは、相模屋食料の人気商品「ひとり鍋シリーズ」などのノウハウと技により、潮の香りと濃厚でクリーミィーな食感やコクが相まった、何度でも食べたくなる「くせになる味」をつくり上げたという。そのまま生で食べてもおいしく、練りうにのように調味料としてもおいしい、多様な楽しみ方の実現にも取り組んだ。

従来の豆腐はダマが残るなどソース状になりにくいという性質をもつが、「ビヨンドトーフシリーズ」において今までの豆腐に無かった食感をつくり上げてきた技を活かし試行錯誤の末、そのまま食べておいしい質感・食感と、なめらかなソース状になる性質の両方持ち合わせた豆腐をつくりあげたという。

〈大豆油糧日報2022年3月10日付〉