粉末大豆発酵食品「発酵そみド」JAタウンなどで発売、サラダやスープに振りかけて“発酵料理”を手軽に完成/全農ビジネスサポート

全農ビジネスサポート「発酵そみド」
JA全農の子会社である全農ビジネスサポートは7月1日、国産の大豆と米を100%使用した塩分ゼロの大豆発酵食品「発酵そみファ」をフリーズドライ(FD)で粉末化した「発酵そみド」をECサイトJAタウン「おいしいとびら」、JAビル地下1階売店「みのりみのるキッチン」、JA東京アグリパーク(新宿南口)で販売を開始した。

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「発酵そみド」は、常温保存可能で持ち運びに便利な個包装タイプ(6g/包)。全農ビジネスサポートはサラダやスープ、トーストなどにかければ発酵料理が手軽に出来上がるとしている。

全農ビジネスサポート・久保田治己社長

全農ビジネスサポート・久保田治己社長

久保田治己社長は、「『発酵そみファ』の発売1周年を記念して、姉妹商品『発酵そみド』を発売する。『発酵そみファ』は塩分ゼロのため、要冷蔵となり、常温保存ができないという課題があった。また、菌の増殖を防ぐため酒精を使用していたことから、アルコールが気になる方やお子様に敬遠されるケースもあった。そこで、フリーズドライ技術で水分を飛ばし、水分が4%以下になるようにして、粉末にすることで、常温保存が可能となり、アルコールを感じないところまで抑えることができた」とし、向上した使い勝手の良さをアピールした。
 
ネーミングの由来ついては、「ピアノで『ソとミとド』を同時に押すと美しい和音になり、ハーモニーを奏でるので、からだ全体の調和を象徴する商品名とした」と思いを込めた。日本穀物検定協会による分析では淡色辛みそと比較してグルタミン酸の数値が大きく、うま味やコクが増していることが想定されるという。
 
7月31日までの1カ月間は「発酵そみド」プレゼントキャンペーンを展開しており、Twitterの「発酵そみファ」公式アカウント(@hakko_somifer)をフォロー&リツイートした人の中から31人に、「発酵そみド」1パックをプレゼントする。JAタウンでは同期間、「お買い得セットさらなる20%OFFキャンペーン」を実施している。
 
〈大豆油糧日報2022年6月〉