TPPの逆風影響を懸念、製品を丁寧に説明して商売を-全油販連総会
全国油脂販売業者連合会(全油販連)は16日、定時総会を都内のホテルで開き、各議案を了承した。総会後の懇親会では、金田雅律会長(マスキチ社長)があいさつし、政治経済情勢にふれた上で、「TPP交渉の結果、食用油の関税が6年で撤廃されることとなった。我々販売業者としては、製品がゼロ関税で入ってきた場合、従来のルートで仕入れができるのかという心配もある。今後はメーカー、会員の方々と相談しながら商売に努めたい。シカゴ大豆も反発しており、気を緩めず、製品を丁寧に説明して、商売をしていく、そこに私どもの利幅を頂だいする。そういう商売をメーカーと相談しながらやっていきたい」と述べた。(詳細は本紙にて)