要求される企業体質強化のスピード、TPPに対応-岡田昭和産業社長

昭和産業は5日、業界紙誌を対象にした記者会見を都内で開き、先日発表した第3四半期決算(既報)の概要や、油脂事業、家庭用食品事業など各部門の方針を報告した。

岡田茂社長は会見にあたり、第3四半期決算の概況について、「売上高は過去最高を記録した。マーケット分析とシナジー効果を生かした提案営業に努めた結果、販売数量が油脂、製粉、飼料事業で前年を上回り、グループ全体では3.4%増やすことができた。利益面では物流費など販管費の負担増の影響もあったが、業務用を中心に販売数量が好調に推移したことにより、増益となった。通期業績予想の変更も無く、今年度も残り2カ月弱だが、しっかり取り組んでいきたい」と評価した。(詳細は本紙にて)