16年米国大豆予想作付面積、1.3%増の8,369万Aと史上最高見込む-米農務省

米農務省が6月30日発表した、16年の米国農作物の作付・収穫面積予想によれば、大豆の予想作付面積は前年比1.3%増の8,369万Aと、史上最高が見込まれており、同省が3月末に発表した、作付意向調査(8,224万A)からは1.8%増加している。また、予想収穫面積は1.5%増の8,304万Aとなっており、この数値も史上最高となる。

州別の作付動向では、数値が発表されている31州のうち18州で前年を上回るか前年並みとなっており、なかでもミシガン、ミネソタ、ノースダコタ、オハイオ、ウイスコンシンなど7州で史上最高となることが見込まれている。

米農務省によれば今年の大豆作付は、5月初頭から通常のペースで進み、この間、多くのミネソタ州の生産者が大豆への作付転換を図ったとしている。その後も大豆作付は平年を上回るペースで進捗し、生育も5月の終盤からは暖かい天候にも恵まれ、概ね順調に推移したとしている。(詳細は本紙にて)