善当勝夫・J-オイルミルズ取締役兼専務執行役員に聞く-秋の食用油特集④

食品産業新聞社では「秋の食用油特集」にあたり、大手製油メーカーの営業担当役員に、16年度上期に展開した施策や下期の方針などについて聞いた。初めにJ-オイルミルズの善当勝夫・取締役兼専務執行役員のインタビューを紹介する。

–今年度上期の油脂事業を振り返ると

上期は原料相場が安定、為替相場も想定よりも円高で推移し、ミール需要も比較的堅調な中で、家庭用油、業務用油共に販売金額・販売数量共に前年を上回り、油脂事業としては増収増益で着地した。

家庭用油市場では、昨年度大きく伸びたエゴマ油、アマニ油、ココナッツ油などの反動がある中で、流通のお客様と共に油脂カテゴリーの収益を考慮しながら対応し、キャノーラ油の販売は堅調だった。(詳細は本紙にて)