箱根温泉「生おからのしっとり湯」開催、辻国豆ふ店協力で/箱根小涌園 元湯 森の湯

「生おからのしっとり湯」に使用する生おから/箱根小涌園元湯森の湯
「生おからのしっとり湯」に使用する生おから/箱根小涌園元湯森の湯

箱根最大級の本格日帰り温泉、箱根小涌園 元湯 森の湯(神奈川県足柄下郡)では、SDGsの取り組みの一環として、昭和30年創業の老舗「辻国豆ふ店」協力のもと、名物豆腐「姫乃水」製造時の副産物「生おから」を使用した「生おからのしっとり湯」を10月15日から11月27日まで開催する。

さらに、森の湯に隣接する国登録有形文化財建造物「蕎麦貴賓館」と提携し、ランチメニューに「生おから」を使用した特別小鉢を同期間で提供する。

森の湯では地元の旬の変わり風呂を定期的に行っており、今年も「曽我の梅湯」、「三島赤紫蘇の湯」などを開催した。

今回使用する「生おから」は、「良い素材でじっくりと」をモットーに、箱根内輪山の湧水と、選び抜かれた宮城県産大豆「タンレイ」を使用した名物豆腐「姫乃水」を製造する際の副産物とした。「辻国豆ふ店」でも日に50kg程のおからが廃棄されていることから、一部を森の湯の変わり風呂として再活用し、来場者に楽しんでもらえればと考えたという。

〈大豆油糧日報2022年10月14日付〉

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