みすずコーポレーション 油揚げ「味しみきざみあげ」出展、料理にそのまま、すぐ使えるをアピール
みすずコーポレーションはこのほど、都内で開催された日本フードサービス協会主催の「JFフードサービスバイヤーズ商談会」に出展し、今秋発売した新商品「味しみきざみあげ」(80g)をアピールした。
同商品は、カット済みの乾燥タイプの油揚げで、約2年かけて開発した。刻む手間や油抜きが不要で、カツオの風味が染み込んだ甘めの味が付いているため、そのまま使うことができる。みそ汁に入れるほか、切り干し大根などの料理に使えることを提案する。パッケージ裏面のQRコードにて、アレンジレシピを公開している。
加えて、従来の油揚げは賞味期限が約3~7日だが、同商品は乾燥しているので、常温で180日保存できるのが特徴だ。通常、フリーズドライの商品などを製造する際は熱風で乾燥させるが、同商品は中から水分が蒸発するマイクロ波乾燥製法を採用し、ふっくらとした食感に仕上げた。熱湯や水ですぐに柔らかくなる。冷蔵保存が必要な商品と比べ、倉庫代が安く抑えられるという利点もある。
「味しみきざみあげ」は、業務用でも展開を予定している。「みそ汁やうどんなどで簡単に使えることから、速いオペレーションが求められる場面で需要が見込めるのでは」(同社)。また、他の味わいの発売も検討している。
〈大豆油糧日報2022年11月25日付〉