山形県産味噌“需要復活大作戦”で「おいしいあわせみそ」PR、醸造家16蔵のみそを合わせた「山形あわせ」2023年1月10日発売/山形醤油味噌工業協組
山形県醤油味噌工業協同組合は、「山形県産味噌需要復活大作戦」として、同県内醸造家16蔵のみそを合わせた「山形あわせ」(750g、700円税込)を、3年ぶり・2023年1月10日に開催される「山形市初市」の出店会場と県内参加各蔵で発売する。
コロナの感染拡大で2年続けて中止となった「山形市初市」では、同組合青年部を中心に1987年から毎年出店し、合わせみそを量り売りで試食販売していた。この合わせみそは、1年に1度の限定販売ということで、毎年開店と同時に行列ができるほどで、500kgのみそを出店者の中でも早々に売り切るほどの人気商品だった。
そこで、山形県産みその需要復活を目指し、3年ぶりに開催される「山形市初市」で、「山形県産のおいしいあわせ味噌」をカップ入りのみそとして復活させ、更なるみその消費拡大を狙う。これに合わせて、パッケージデザインも山形市出身のAsterisk Design inc(東京都渋谷区)が担当し、みそのイメージを払拭した斬新なものを選定したという。
カップ入りを製造することで、限定数量販売となるが、通年で購入できるように生産回数を増やし、販路も拡大して需要を喚起していきたいとしている。第1回目の製造分は、県内16蔵のみそ480kgをあわせるとしている。
【第1回製造分参加蔵(50音順)】
△いげたや庄司醸造△鏡政治商店△木村醤油店△三吉麹屋△庄司久仁蔵商店△庄司平吉商店△丹野醤油店△花角味噌醸造△平山孫兵衛商店△深瀬利助商店△深瀬善兵衛商店△貿上醤油店△紅谷醸造場△九十大屋△マルタ醸造△大和醤油味噌醸造工場
〈大豆油糧日報2022年12月13日付〉