農水省・消費者の部屋で「植物油~素晴らしき世界~」展示、日油協サイトにPR動画

農水省「植物油~素晴らしき世界~」イメージ画像
農水省「植物油~素晴らしき世界~」イメージ画像

農水省は1月~3月にかけて北別館1階で「消費者の部屋」の展示を行っており、2月20日12時~2月24日12時までの期間には、「意外と知らない?植物油~素晴らしき世界~」と題した展示を予定している。同展示会の事前紹介活動として、日本植物油協会のホームページにて、1月20日~2月19日までPR動画を公開する。

目玉コンテンツとして、離宮八幡宮えごま搾油機「長木」による実演(1月21日14時予定)と展示説明、保有する織田信長や徳川家康の文書のレプリカ展示と説明を行う。さらにPR動画放映では、大豆を例にした植物油の説明と、価格高騰の背景について説明を予定している。植物油が安定的に家庭に届くための視点として、気象変動やウクライナ情勢、人口増やバイオディーゼル燃料(BDF)による需要増を受けた原料コスト、円安、移送費などに触れた説明を予定している。

展示内容やイベントとして、植物油に関する基礎的な情報紹介、油脂の特徴と油脂原料の展示、価格高騰の背景についての説明冊子の配布などを行う。これまであまり気にしていなかった植物油が、日々の食生活に欠かせない物であることはもちろん、美しく、元気な日々を支える基本になっていることを発見する展示内容となっている。

「健康と美しさを支えるメリット」では、コレステロールを抑える、カロテンなどの脂溶性ビタミンの吸収率アップ、薄味でもおいしく料理ができることを訴求する。

「実は知らない/勘違いしている植物油」では、油には「見える油」と「見えない油」が存在しており、食事の4分の1が「見える油」で、4分の3が「見えない油」であることを紹介する。調理に使う「見える油」を敬遠しがちだが、食品に含まれている「見えない油」を意識しながら食事を楽しむことが、美しさと健康を保つために大事であることを提案する内容となっている。

「店頭で見つけたら是非購入したい様々な植物油たち」では、キャノーラ油や大豆油、ごま油、オリーブ油などは日頃からよく使う機会があるが、植物油にはそれ以外にも沢山の種類があることを紹介する。健康志向の高まりにつれ、こめ油、ひまわり油、アマニ油、えごま油などが店頭でも定着しつつあり、コーン油、綿実油なども使ってみることを推奨する。それぞれの植物油の特徴を展示する。

「日々の食生活で植物油を使いこなすコツ」では、植物油は炒める、揚げる以外にも、沢山の使い方があることをパネル展示で紹介する。最近では、野菜に和える、アイスクリームにかけるといった手軽に植物油を摂取する方法があること、使用後の保存方法や植物油を活用した各種レシピ、植物油をおいしく楽しめる飲食店などの紹介を積極的に行う。

◆日本植物油協会公式サイト

媒体情報

大豆油糧日報

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発行:
昭和33年(1958年)1月
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