アサヒコ新社長に池田未央執行役員が就任、「たんぱく質10gの豆腐バー」など開発
アサヒコは5月1日開催の株主総会と取締役会で、池田未央執行役員営業・マーケティング本部長が、新たに代表取締役に就任することを決めた。趙顕根前代表取締役は同日、退任した。
池田新社長は、国内外の食品メーカーにて商品開発とマーケティングに20年以上従事してきた。これまで「東京駅No.1手土産」、「国内売上No.1菓子」、「ギネス記録を持つ世界No.1贈答品」を手掛け、食品の持つ魅力を最大化してきた。2018年よりアサヒコへ入社し、豆腐が有する特徴を生かし、身体だけではなく地球環境にもやさしい、これからの時代にそった未来志向の新たな豆腐の開発に取り組む。2020年末に発売した「たんぱく質10gの豆腐バー」は半年で500万本を出荷し、豆腐から作った「豆腐のお肉」、「豆腐のごはん」も進化系豆腐として多くのメディアで紹介され、話題を呼んでいる。
【池田未央新社長プロフィール】
池田未央(いけだ・みお)新社長は1995年に東京農業大学を卒業、三星食品に就職し、流通菓子の分野でヒット商品を出す。その後、そこで培ったことを他のカテゴリーでも発揮してみたいと思い、寿スピリッツに転職を決意した。寿スピリッツでもヒット商品を出したが、2年で退職、それから1年間商品開発などのコンサル業に携わった。2016年にアンリ・シャルパンティエ(シュゼット)に入社、またしてもヒット商品を出した。2018年にアサヒコに入社した。
〈大豆油糧日報2023年5月17日付〉