日清オイリオ、紙パックタイプの「日清キャノーラ油」3品を新発売、環境への配慮と使いやすさ両立
日清オイリオグループは9月20日、環境への配慮と使いやすさを両立した紙パックタイプの食用油として、「日清キャノーラ油 450g紙パック」「日清キャノーラ油 ハーフユース 450g紙パック」「日清ヘルシーごま香油 450g紙パック」の3品を全国で新発売する。いずれもオープン価格。
新容器の特徴は、環境にやさしい点として、容器に使用しているプラスチックの量を、同社400gペットボトル比で約55%削減する。紙パックに使用する紙は、適切な管理のもと育った木材から作られたことを証明するFSC認証を取得している。キャップやインキ、内層フィルムにもこだわり、一部にバイオマス素材を使用している。使用後は小さくたためるのでごみの容積を減らせることも訴求する。
使いやすい点として、容器の側面にスリットを付けることで、残油量を一目で把握できることに加え、少量使いにも多量使いにも対応できる2WAYキャップを採用していることを挙げる。
「日清キャノーラ油450g紙パック」は、成熟した品質の良い厳選した菜種を使用している。酸化を抑えて油っこくない性状を生み出す「ライト&クリア製法」によりカラッとサクッと調理できる。
「日清キャノーラ油 ハーフユース 450g紙パック」は、いつもの2分の1量で調理ができ、食用油や調理時間の節約につながることをアピールする。キャノーラ油ベースで、油っこくない仕上がりで、炒めものから揚げものまで、幅広い料理に使える。
「日清ヘルシーごま香油 450g紙パック」は、一番搾りごま油、低温焙煎ごま油、良質の菜種油を合わせて、焙煎ごまの豊かな香り立ちとごま本来の旨みを実現した。
なお、3品ともコレステロール0となっている。
日清オイリオグループは、「日清オイリオグループビジョン2030」における重点領域「地球環境」と「信頼でつながるサプライチェーン」を主な取り組み領域とした「環境目標2030」を掲げ、事業を通じて社会・環境課題に対する取り組みを進めている。
これまでもプラスチックボトルの軽量化や分別しやすいラベル・キャップシールの開発、環境負荷の少ない容器・包装の開発、環境対応素材の導入などの取り組みを進めてきたが、消費者の多様化する環境ニーズの新たな選択肢として、紙パックタイプを発売するに至った。
〈大豆油糧日報2023年7月13日付〉