むさし屋豆腐店「第7回全国豆腐品評会」で農林水産大臣賞などトリプル受賞、東京都知事に表敬訪問で報告

むさし屋豆腐店表敬訪問の様子
むさし屋豆腐店表敬訪問の様子

むさし屋豆腐店(練馬区)は12月22日、全国豆腐連合会、日本豆腐マイスター協会とともに小池百合子東京都知事に表敬訪問を行い、第7回全国豆腐品評会で農林水産大臣賞ほか2部門で全国豆腐連合会賞のトリプル受賞を果たしたことを報告した。

むさし屋豆腐店の名古屋直登代表は、受賞を報告するとともに「受賞できたのは地域の人々などさまざまな人の力添えのおかげだ」と述べた。

また、全豆連の宇佐見順理事は「4,000店近くある全豆連会員の中、また北海道から沖縄県まで800品近く出品があった中、東京都が最優秀賞を頂き、報告する機会を設けていただき感謝する」と話した。

都知事あいさつでは、小池知事が「豆腐はヘルシーを代表する食品で、鍋物にもかかせない。一方で、豆腐に使われる大豆は輸入が多いのもあり、円安の影響を直接受けていると思う。経営環境が厳しい中、都民生活に欠かせない豆腐を提供し、3冠も達成したことを嬉しく思う」と話した。

続けて、「仕入れ価格の高騰対策に取り組む中小企業に対して、都として対策を講じているところだ。これからもおいしくてヘルシーな豆腐の提供を続けてくれればと思う。また、SAF(持続可能な航空燃料)の対象にならないか常々思っているがおからは(捨てられがちな現状が)もったいないと思う。私の地元は豆腐屋が多かった。その問題も皆で研究したい」と語った。

〈大豆油糧日報2023年12月26日付〉

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